誠建設工業グループ
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2025-09-13
日銀の金利は、やはり据え置かれた。市場は息を呑む。円安、株高、不動産高、物価上昇――すべてが静かに、しかし確実に進行している。
目先、長期では株も不動産も、金も買いだろう。しかし、中期には必ず暴落と不況が忍び寄る。いつその闇が訪れるか、誰も知らない。
底値で買うことは、砂漠で水を探すように難しい。分散投資こそ無難な選択。そこそこのリターンで満足するしかないのだ。
しかし、マイホームには逃げ道はない。分散はできない。長期で価値が上がると信じるなら、借金でレバレッジをかけて購入するしかない。家賃分は確実に払わずに済む、しかしリスクは仕事と家庭だ。十年間、首にならず、離婚せずに耐えられる自信はあるか。
最大限の値上がりを狙うなら、駅10分以内、人気エリアの物件を狙うのが鉄則だ。しかし、なぜか現実にはバス便の平凡なエリアの物件がよく売れる――その謎に、誰も触れようとはしない。
市場の影は静かに忍び寄る。果たして、この投資は勝利か、それとも静かな破滅への序章か――。