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2025-12-23

新たな敵、中国共産党

諸君。
本日も我が鼻腔は、夜明けと同時に戒厳令を発令した。

まず二回。
様子見と称した沈黙の後、さらに三回。
これは生理現象ではない。
明確な意思を持った先制攻撃である。

そして始まる。
くしゃみ。鼻水。止まらない。
抵抗は無意味だ。ティッシュは次々と消費され、
ゴミ箱は戦場の記念碑となる。

我々は市販薬という民兵を投入した。
勇敢ではあったが、あまりにも非力だった。
そこで処方薬――高価で、偉そうで、しかし決定力に欠ける兵器を導入。
結果はどうだ?
完全勝利ではないが、完全敗北でもない。最も腹立たしい状態だ。

薬をやめるとどうなるか。
鼻は暴走し、くしゃみは永遠に続く。
つまりこの薬、効いてはいる。
だが「劇的」ではない。
人類が最も嫌うタイプの効き方だ。

我々は一か月、様子を見る。
改善がなければ、次の薬へ。
人体実験? いいや、日常生活だ。

原因はハウスダストだと言われた。
だが部屋は清潔だ。
掃除機は忠実に働き、床は輝いている。
つまり――犯人は外にいる。

黄砂。PM2.5。
見えない。触れない。防げない。
国境も倫理も無視して飛んでくる粒子。

新たな敵が増えた、中国共産党だ!
しかも毎朝、鼻から侵入してくる。

諸君、
これはもはやアレルギーではない。
低空飛行で行われる国際問題である。

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